訪日・在留外国人に届くコンテンツマーケティングの始め方
在留・訪日外国人に向けたマーケティングでは、「日本語の記事を英語に翻訳する」ところから始めてしまいがちです。ですが翻訳は出発点であって、成果にはつながりません。読み手が知りたい順番も、信頼を判断する基準も、日本語話者とは異なるからです。
翻訳では届かない理由
外国人読者は、サービスの特徴を並べられる前に「自分の状況で使えるのか」「日本語ができなくても大丈夫か」「支払いやサポートはどうなるのか」を先に知りたがります。日本語原稿の見出し構成のまま英訳すると、この順番がずれ、途中で離脱します。必要なのは翻訳ではなく、外国人の疑問から逆算した再構成です。
最初に決める3つのこと
- 誰に届けるか: 在留者か訪日者か、日本語レベル、意思決定のきっかけを1つに絞る。
- どの疑問に答えるか: 検索されている実際の英語クエリを起点にする。社内の用語ではなく読者の言葉を使う。
- 次に何をしてほしいか: 記事の終わりに、問い合わせ・予約・資料請求のうち1つだけ明確な行動を置く。
露出で終わらせない
記事が読まれても、次の行動への導線がなければ成果にはなりません。本文の中で価値を正しく伝え、読み終えたところに迷わないCTAを1つ置く。これだけで、同じ流入でも問い合わせの数は変わります。指名検索やブランド名での再訪が増えるのも、内容への信頼が積み上がった結果です。
まとめ
コンテンツマーケティングは、翻訳の作業ではなく、読み手の疑問に順番どおり答えていく設計の仕事です。誰に・どの疑問に・次に何を、の3つを最初に決めるところから始めてください。